プロフィールの通り、ディンプルアートはリサイクル技術の研究から生まれた液状の絵の具です。
原料はポリビニルブチラールという樹脂(車のフロントガラスの中間膜に使われています)と
アルコールと顔料です。
縁取り用の絵の具(フチドリブラック)は水性絵の具です。
着色用と縁取り用の絵の具は混ざりません。(もちろん縁取りをしないで描くのもOK)
縁取り絵の具は乾燥に2~3時間かかりますが、着色用は約30分。
アルコールが蒸発することによって着色された樹脂が定着します。
この時に自然にディンプル模様が現れます。
で、他の絵の具との違いは、
1)筆を使わずに付け塗りをします。(容器から押し出すように
色をのせていきます)
2)ガラスやプラスチック板に描けます。(もちろん布にもOK)
3)アルコール系で乾きが早い。(約30分)
4)乾くと自然に凸凹模様が現れる。(不思議な現象)
5)色鮮やかで、混色が自由。(好きな色を作ったり描きながら
混ぜてみたり)
6)クリア(透明絵の具)で各色透明感が表現できる。(同じ色でも バリエーションが広がります)
7)艶、光沢に優れている。(光を透かすと本当に綺麗)
8)乾くとシール状に剥がせて修正も簡単。(シールも作れます)
9)耐熱性、耐水性、耐候性が良好。(100℃くらいまで大丈夫なので照明器具に仕立てられます、
布に描けば洗濯もOK)
10)水で固まり、後片付けが簡単。(支度も片付けも簡単、気軽に楽しめます。)
と、10の大きな特徴があります。
絵の具の性質を理解してくだされば、誰にでも簡単に驚くほど素敵な作品が出来上がります。
(タイトルに使ったお城の作品はまだ始めたばかりの生徒さんの作品です。)
とても手軽ですが、奥も深い!
暖炉に燃える火を見つめていると心が癒されて時を忘れると聞きますが、ディンプルアートで混色して作った色にも同じような効果があると思っています。
どうぞ、一度体験してみてください。
画像を拡大してみてください。
縁取りのあるところとないところ、色の混ざっているところが
わかりますか?
こちらはステンドガラス調の作品
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